ITパスポートに頻出する用語を簡潔に説明した用語集です。
ストラジ系について取り上げています。
記事内検索はF3キーで行えます。

3文字略語

CEO

Chief Executive Officer
最高経営責任者

CTO

Chief Technical Officer
最高技術責任者

COO

Chief Operating Officer
最高執行責任者

CIO

Chief Information Officer
最高情報責任者

CSR

Corporation Social Responsibility

企業の社会的責任

MBO

Management Buyout
事業譲渡、オーナー経営者として独立。

M&A

Mergers & Acquisitions
合併と買収
企業買収

ROE

Return On Equity
自己資本利益率:自己資本に対する当期純利益の割合
(当期純利益/自己資本)×100

ROA

Return On Aseets
総資本利益率:どれだけの資本を用いてどれだけの利益を出したか
(経常利益/平均総資本)×100

PER

Price Earnings Ratio
株価収益率
一般的に数値が高いと利益に比べて株価が割高、低ければ割安。

ROI

Return On Investment
(収益/投資額)
いわゆるコストパフォーマンス

PPM

Product Portfolio Management

・金の生る木 市場成長率 低 自社シェア 高
・花形    市場成長率 高 自社シェア 高
・負け犬   市場成長率 低 自社シェア 低
・問題児   市場成長率 高 自社シェア 低

・市場浸透:既存市場に既存製品の流通を増加させること
・市場開拓:新規市場に既存製品の流通を図ること
・製品開発:既存市場に新規製品の流通を図ること
・多角化 :新規市場に新規製品の流通を図ること

KPI

key Performance Indicator
KGI(key Goal Indicator)で定めた目標の達成に向けた進捗を評価する指標。

MOT

Management Of Technology
技術経営

BPR

Business Process Re-engineering
業務改革・業務の最適化
仕事の流れや方法を根本的に見直すことによって望ましい業務の姿に変革する手法
既存の業務内容やフローを根本的に見直すこt

HRM

Human Resource Management
人的資源管理

CRM

Customer Relationship Management
顧客管理システム

ERP

Enterprise Resource Planning
企業資源管理システム

SCM

Supply Chain Management
供給連鎖管理システム
流通の過程でコスト低減を図るシステム

POS

Point Of Sales System
販売時点管理システム
在庫の管理など

SFA

Sales Force Automation
営業支援システム

TOC

Theory Of Constraints
制約理論
一連のプロセスにおけるボトルネック(障害)の解消などによってプロセス全体の最適化を図ることを目的とする考え方。

CMS

Content Management System
webサイトの更新をwebから行うためのソフトウェアの総称でコンテンツを一元的に管理するシステム

MRP

Material Requirements Planning
資材所要計画

または

Manufacturing Resource Planning
生産管理

ERP

Enterprise Resource Planning
企業資産計画
購買・生産・販売・経理・人事などの基幹業務を連携させて管理することで効率化を図る
ERPパッケージは業種・企業の経営規模に関係なく幅広く利用されている

RPA

Robotic Process Automation
ホワイトカラーの典型的な辞表作業をソフトウェアで実現させたロボットに代替させることによって自動化や効率化を図る

FMS

Flexible Manufacturing System
一つの生産ラインでも製品の変更や多品目の製造に柔軟に対応できる多種類少量生産に特化した製造プログラム

EDI

Electronic Data Interchange
電子データ交換
受発注や決済などの業務でネットワークを利用して企業間でデータをやり取りすること

CDN

Content Delivery Network
ネットワーク上のコンテンツ配信の仕組み

ASD

Application Service Provider
サーバやソフトウェアを顧客にレンタルする事業者

ISP

Internet Service Provider
インターネットへの接続を提供する事業者

BPO

Business Process Outsourcing
企業運営上の業務やビジネスプロセスを専門企業に外部委託すること

SI

System Integration
企業の情報システムの構築を請け負うITサービスのこと
例)ITコンサルタント、ITソリューション

RFP

Request For Proposal
提案依頼書
システムの導入にあたり発注候補に具体的な提案を求めるもの
最も重要なのはシステムの導入概要(システムにおいて実現したい機能)

システム開発に関わる提案依頼書は通常情報システム部門(発注側企業)がベンダ(販売事業者)に対してシステム要件、調達条件などを提示する文書

RFI

Request For Information
開発手段や技術においてベンダ企業に情報提供を依頼するもの
依頼しても大丈夫かどうかの判断基準となるもの

通常はRFIを得てRFPを作成する

DFD

Data Flow Diagram
データフロー図
システムの入力と出力がどんな関係なのかを示し、データがどこからきてどこへ行くのか、どこに格納されるのかを示す

BCM

Business Continuity Management
事業継続マネジメント
リスクマネジメントの一種で、企業がリスク発生時にいかに事業の継続を図り、取引先に対するサービスの提供の欠落を最小限にするかを目的とする経営手段

BCP

Business Continuity Plan
事業継続計画
災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画

SOA

Service Oriented Architecture
サービス指向アーキテクチャ(構造)
業務上の処理に相当するソフトウェアの機能をサービスと見立ててネットワーク上で連携・システム全体を構築していくこと

SLA

Service Level Agreement
サービス水準合意
サービスの提供者とその利用者の間で結ばれるサービス水準に関する合意


カタカナ用語

ダイバーシティ

多様性

グラスシーリング

女性の昇進を妨げる見えない障壁

ホワイトカラーエグゼンプション

ホワイトカラー(背広組)労働者の一部に対する労働法上の規制を緩和すること。

ライフワークバランス

仕事と生活の調和

カスタマーリレーションシップマネジメント

パブリックリレーションズ(PR)の領域の一つ。
企業や団体が顧客と良好な関係を構築するために行う行為のこと。

ナレッジマネジメント

管理領域のひとつ。知識経営。
個人の持つ暗黙知を形式知に変換することで、知識の共有・明確化を図り、
作業の効率化や新発見を容易にしようとする手法。

バリューチェーンマネジメント

企業の活動を「購買物流」「製造」「出荷物流」「販売・マーケティング」「サービス」の主活動5つと「調達」「技術開発」「人事・労務管理」「全般管理」の4つの支援活動に分け、
製品の価値がどの部分で生み出されているのかを分析し、価値の連鎖を最適化する手法。

例)旭化成・ヤマハ

ブレーンストーミングのルール

批判の禁止・自由奔放・質より量・結合・便乗歓迎

アライアンス

同盟・企業同士の提携

コア・コンピタンス

企業の中核となる強みのこと。
競合他社を圧倒的に上回るレベルの能力。
競合他社がまねできない核となる能力。

コーポレートガバナンス

企業統治。
不正行為の防止と競争力・収益力の向上を総合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた企業経営の仕組み。

スピンオフ

別の企業や組織として独立させて事業展開を行うこと


組織形態

アウトソーシング

外部の経営資源を利用すること

タスクフォース

特定の課題を達成するために一時的に結成される組織

ネットワーク組織

指示命令系統が相互依存型で結びつきが緩く、企業や部門の壁を乗り越えうる組織。

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マトリックス組織

複数の指示命令系統から構成
例)
CEOのもと、東京本社・大阪支社・福岡支社にそれぞれ開発・営業・経理などの部署が独立して存在し、それぞれの社長の指示のもと業務を行う。

簿記

賃借対照表

決算日における会社の財務状態を、資産・負債・純資産の区分で表示したもの。

損益計算書

一定期間に発生した収益と費用によって会社の経営成績を表示したもの。

キャッシュフロー計算書

一定期間におけるキャッシュフローの状態を活動区分別に表示したもの。

株主資本等変動計算書

会社の純資産の各名目の前期末残高、当期変動額、当期末残高を表示したもの。

自己資本比率(ER)

総資本に対する自己資本の比率
(純資本/総資産

当座比率

当座資産と流動負債の金額から、企業の短期的な支払い能力を判断する指標

総資産回転率

総資産における売上高の割合
(売上高/総資産)
数値が高いほど回転が激しく、期間は短くなる。

流動比率

数値が高いほど支払い能力が高い
(流動資産/流動負債)

純資産営業利益率

(営業利益/総資産) 総資産:賃借対照表の資産合計

連結損益計算書における売上・仕入高

当事社間における取引の仕入れや売り上げは除いて計算する


法務・権利関係

著作権

言語の著作物に及ぶ権利。規約やルールには及ばない。
〇プログラム
〇プログラム仕様書
×アルゴリズム
×コーディングルール
×インターフェース規約

実用新案権

①自然法則を利用した技術的思想の創作であって、
②物品の形状・構造または組み合わせに係るもの
を保護する権利

営業秘密とは

①秘密として管理されている
②生産方法、販売方法、その他の事業活動に有益な技術上または営業上の情報であって、
③公然と知られていないもの
のこと

特許法の存続期間

特許法の存続期間は出願日から20年

知的財産権

知的財産権は著作権と産業財産権で構成されており、
産業財産権には意匠権、特許権、実用新案権が含まれている。

マーケティング

範囲の経済

一つの企業が複数の異なる事業を同時に行うことで事業同士で経済資源を共有でき、生産性が上がること ⇔ 規模の経済

4P

マーケティングミックスにおける売り手市場から見た要素
製品・商品(Product)・価格(Price)・プロモーション(Promotion)・流通(Place)

4C

マーケティングミックスにおける買い手から見た要素
顧客にとっての価値(Consumer Value・負担(Cost)・入手の容易性(Convenience)・コミュニケーション(Communication)

AIDMA

アイドマ:消費者が商品を買うまでの心理的なプロミス
A:Attention 注意
I:Interest 興味・関心
D:Desire  欲求
M:Memory  記憶
A:Action  行動

SWOT分析

経営戦略策定法の一つ
・Strength 強み
・Weakness 弱み
・Opportunity 機会
・Threat 脅威
これらを分析して事業環境変化に応じて経営資源の最適活用を図る。

ポジショニング

自社製品の差別化を行うこと

インストアプロモーション

店内における販売促進活動のこと

ターゲティング

自社製品を買ってくれる人々(標的市場)を特定すること

マーチャンダイジング

店舗での陳列・販促キャンペーンなど、消費者のニーズに合致するような形で商品を提供するために行う一連の活動

ドミナント戦略

小売業が店舗をある地域に集中して開くことで効率性を上げたり独占を強めたりする戦略

ロジスティクス

流通・物流

データマイニング

蓄積された販売データなどから天候と売れ筋商品の関連性などの規則性を見つけ出す手法。

データウェアハウス

データベースそのもののこと

データプロセッシング

データを加工して必要なデータを抽出する作業

データモデリング

データベースの構造を定式化すること

3C分析

company(会社)・customer(顧客)・competitor(競合相手)から分析する

RFM分析

Recency(最近)
Frequency(購入する頻度)
Monetary(購入した金額)
から顧客情報を分析すること

ソーシャルマーケティング

社会の利益に着目した市場分析

テレマーケティング

電話を利用したマーケティング

マスマーケティング

大衆に向けて大量に行うマーケティング

ワントゥワンマーケティング

一人一人に向けて行うマーケティング


経営分析

ベンチマーキング

同業他社や先進的な業界のベストプラクティス(最も効率の良い手法)と自社を比較し、
自社の改善の余地を探る経営改革の手法。

ベンチマーク

水準・基準

製品ライフサイクル理論

製品や市場は必ず誕生から衰退までの流れを持ち、その段階に応じて取るべき戦略が異なるとする考え方。

事業ポートフォリオ

企業が展開している事業の組み合わせ。
事業ポートフォリオを最適化するに、全社的な観点から製品または事業の戦略的な位置づけをして最適な経営資源の配分を考えようとするスタンスがある。

PDCAサイクル

plan(計画)・Do(実行)・check(点検)・Act(改善)


ビジネス戦略

バランススコアカード(BSC)
財務(財務的尺度)、顧客・業務プロセス・学習と成長(非財務的尺度)の4つの視点から業績を評価する手法。

オフシェア開発

安価な労働力を大量に得ることを狙って、システム開発を海外の事業者や海外の子会社に委託する開発形態。

ウォーターフォール開発

「基本計画」→「外部設計」→「内部設計」→「プログラム設計」→「プログラミング」→「テスト」という工程に分けて順に段階を経て行う開発手法

プロトタイプ開発

開発の早い段階でプロトタイプ(試作品)を作成し、その試作品をエンドユーザーが確認・評価することによりシステムの仕様を確定していく開発手法

ラピッドアプリケーション開発

RAD。作業を自動化するソフトなど、便利で効率的な道具(RADツール)を作成したり使用したりして開発を行う手法


ビジネスで使われるシステム

リーン生産方式

プロセス管理を徹底して多品種大量生産を効率的に行う方法

ジャストインタイム

生産過程において各工程に必要なものを必要な時に必要な量だけ供給することで在庫を徹底的に減らすこと

カンバン方式

トヨタ自動車が開発実施している生産管理方式=ジャストインタイム

コンカレントエンジニアリング

製品の企画、設計、生産などの各工程をできるだけ並行して進めることによって全体の期間を短縮する手法

リバースエンジニアリング

既存の製品を分解し、構造を解明することによって技術を獲得する手法

実験計画法

条件を適切に設定することによってなるべく少ない回数で効率的に実験を実施する手法

ロングテール

Internetを用いた物品販売の手法または概念の一つ
販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取りそろえること
または対象となる顧客の総数を増やすことで総体としての売り上げを大きくする
例)アマゾン


ソリューション

クラウドコンピューティング
サーバやソフトウェアなどのコンピュータ資源をインターネット経由で使用させるサービス

TCP/IP

トランスミッションコントロールプロトコル/インターネットプロトコル
インターネットの通信プロトコル(手順や規則)

オンプレミス

サーバやソフトウェアなどの情報システムを自社の施設内に設置して運用すること
⇔クラウドコンピューティング

グリッドコンピューティング

複数のコンピュータを並列で稼働させて一つのコンピュータとして利用するシステム

Saas

Software as a service
インターネット経由でソフトウェア(アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要な時に)を提供するサービス

ハウジング

自社のサーバを専門の業者に預け、運用を委託すること

EA

Enterprise Architecture
企業構造
現状の業務と情報システムの全体像を可視化して、将来あるべき姿を設定し全体最適化を行うためのフレームワーク


情報システム戦略
グループウェア
複数人が共同で業務を行うときに必要な機能を揃えたソフトウェア

ワークフロー管理
組織内の業務上のやり取りを電子化して一元管理するもの

E-R図
データ間の関連を示す図法

エンティティ
データベースで管理する対象物
E-R図ではエンティティ動詞を関係性によって結びつける

ゲーミフィケーション
利用者により利用してもらうためにゲーム以外の分野にゲームの要素を取り入れること

情報システム
ある経営戦略を達成するために業務をシステム化する計画のこと
中長期的で経営戦略よりも具体的

ユースケース
ユーザーの視点からシステムがどのように機能するかを分析する技法


技術開発

技術ポートフォリオ

技術水準や技術の勘熟度を軸にしたマトリックス(行列)に市場における自社の技術の位置づけを示したもの。

情報リテラシ

情報活用力

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