長時間スニーカーやブーツ、革靴を履き続けると、足のニオイが気になります。
特に夏場のじめじめした気候では、靴を脱ぐときに勇気が必要なくらいです。
今回はそんな足のニオイをなくしてくれる、とっておきの方法をご紹介します。
長時間靴を履いていると足が臭くなるメカニズム
スニーカーやブーツ、革靴など空気のこもる履物を長時間履いていると、
いざ脱いだときに、むあっと嫌なニオイがすることがあります。
このニオイは、靴の中で細菌が繁殖したことが原因です。
空気がこもる場所は細菌の大好きな繁殖スポットです。
そのため、靴の汚れや足に残った雑菌が長時間蒸らされて異常に繁殖してしまうのです。
足のニオイを予防するためには、
この雑菌や細菌を繁殖させないことが大切です。
今すぐできる足のニオイを消す方法
まずはすぐに実行できる方法をご紹介します。
わたしは毎日10時間近い接客業の立ち仕事をこなしながらも
この方法で足のニオイを抑えることに成功していました。
その方法というのが、足のニオイ消しには常識となっていますが、
10円玉を靴に入れるという方法です。
靴を履かないときにだけ10円玉を入れるのではなく、
靴を履いているときも10円玉を入れっぱなしにします。
10円玉の原料である銅には細菌を分解する効果があります。
10円玉をそのまま入れても違和感はあまりありませんが、
気になるという人は、足の甲と靴の間、靴側にくっつけてしまうのも手です。
なるべきつま先に近いところに固定しておくと効果的です。
10円玉でなくても、銅であれば効果が期待できます。
靴の中敷きに銅線を巻いて履けるようであれば、高い効果が期待できます。
銅が使われたインソールを使用すれば、違和感なく履くことができます。
ニオイを元から絶つ方法
10円玉はとても有効な手段ですが、
ニオイが悪化してしまうと10円玉では間に合わなくなってしまいます。
そうなる前に、ニオイを元から絶ってしまいましょう。
靴のニオイを絶つ
靴のニオイを絶つには、靴の中の雑菌を分解、抑制する必要があります。
１．10円玉を大量に入れておく
靴を履かない間、10円玉を通気性の良い袋(100均のお茶を入れるパックなど)に入れ、
一晩かけて靴の中の雑菌を分解してしまいましょう。
片方につき5～10枚程度の10円玉を入れておくことで、広範囲の抗菌効果が期待できます。
２．銅の粉末を入れておく
10円玉と同じ効果が期待できますが、
銅の粉末は接触面積が大きいため、10円玉よりも強力です。
10円玉ではいまいち効果が感じられなかったという場合には試してみる価値ありです。
３．便利グッズを使う
出かける前にティーツリーオイルを一滴たらすことで殺菌効果が期待できます。
風邪予防や花粉症対策にも使われるほどの殺菌力があり、
またアロマをして使用されるほどの香りですので、靴の中をしっかりと殺菌してくれます。
消臭スプレーも抗菌タイプを選びましょう。
足のニオイを元から絶つ
どうしても足のニオイが消えないのは、
ニオイが角質層にまで浸み込んでしまっているからかもしれません。
１．重曹足湯ですっきり
ドラッグストアなどで購入することができる重曹で足湯をしてみましょう。
洗面器いっぱいのお湯に対して重曹を小さじ1杯程度溶かし、
10分ほど足を浸しておくと、すっきりと足のニオイが消えてしまいます。
重曹はアルカリ性、酸性であるニオイの元を中和し、ニオイを抑えてくれます。
また、重曹で足湯を行うと、角質が柔らかくなるので角質ケアにも役立ちます。
お酢の酢酸やレモンのクエン酸にも消臭作用がありますので、
うちに常備してあるようであれば、お酢やレモン汁で試してみるのもいいですね。
２．殺菌作用のある石鹸で足を洗う
足の指と指の間は、知らないうちに雑菌の住処になっています。
足だけでも殺菌作用のある石鹸やボディソープで洗うと効果的です。
また洗ったあとの足は、指と指の間を広げておきましょう。
ネイルケアで使うスポンジなどを使うと便利です。
できるだけ湿気を含まない状態に保ち、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
３．靴下必須、通気性また吸湿性の優れたものを
スニーカーやブーツ、革靴を素足で履くことだけは避けましょう。
素足で履くとより湿度が高くなり、雑菌の繁殖が盛んになってしまいます。
靴下の中が蒸れにくい通気性の良いものか、
蒸れても靴下が湿気を吸収してくれる吸湿性にすぐれた靴下がおすすめです。
日ごろのケアでいつでもどこでも靴を脱げるように
ご紹介した方法は、一つ一つは簡単ですが、継続するとなるとなかなか根気が要ります。
けれどなぜか突然やってくる靴を脱ぐシチュエーションに怯えずに
安心して日々生活するためには、毎日のちょっとしたケアが必要になります。
特に女性にとっては死活問題である足のニオイですが、
最近では男性のでも気を付ける方が増えています。
旦那さんやお父さんにちょっとしたケアを教えてあげると喜ばれるかもしれませんね。
