空気が乾燥したり、気温の変化が激しくなると、肌が乾燥してしまいます。
保湿など対策は多数ありますが、今回は乾燥肌対策に効果的な食材をご紹介します。

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まずは乾燥肌の原因を知る

乾燥肌の原因は、暴飲暴食や不規則な生活、ストレスなど多くの原因があります。
その原因の中でも、今回は食事に関するものに注目してみましょう。

乾燥肌の食事的原因の一つは、栄養不足です。

特に細胞を形成するたんぱく質と、肌の保湿力を保つビタミンA、
肌の新陳代謝を正常に行うために必要なビタミンB群、C、Eの不足は、
深刻な乾燥肌の原因となります。

そのため、食事で乾燥肌を改善するためには、
上記の栄養素のたんぱく質、ビタミンA、B群、C、Eをしっかりと摂ることが重要になります。


それぞれの栄養素が豊富な食材 100gあたりの含有量

※日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用させていただきました。

たんぱく質を多く含む食材

・豚肉       87.6g
・卵        86.5g
・とびうおの煮干し 80.0g
・大豆       79.1g
・かつお節     77.1g 

ビタミンAを多く含む食材(βカロチン)

・あまのり  38000μg
・味付け海苔 29000μg
・乾燥パセリ 28000μg
・いわのり  25000μg
・とうがらし 14000μg
・しそ    11000μg
・モロヘイヤ 10000μg
・青汁(ケール)10000μg

ビタミンB群を多く含む食材

・とうがらし 3.81mg
・米ぬか   3.27mg
・ガーリックパパウダー 2.32mg
・乾燥バジル 1.47mg
・ピスタチオ 1.22mg
・カブの塩漬 1.10mg
・マグロ赤身 1.08mg
・豚肉(ひれ) 0.76mg
・青汁(ケール)0.75mg
・若鶏のむね肉0.66mg
・鶏肉ささみ 0.66mg


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ビタミンCを多く含む食材

・アセロラ  1700mg
・青汁(ケール)1100mg
・乾燥パセリ 820mg
・煎茶    260mg
・味付け海苔 200mg
・めキャベツ 160mg
・レモン   100mg
・いちご   62mg

ビタミンEを多く含む食材

・煎茶    64.9mg
・ひまわり油 38.7mg
・アーモンド 30.3mg
・抹茶    28.1mg
・ドライトマト18.4mg


結論

上記の食材を上手く合わせながら食事で栄養を摂ることで、乾燥肌の改善が期待できます。
できれば乾燥し始める前から食事に気を付けて、乾燥知らずの季節を過ごしたいですね。

おすすめの料理例

朝食

・玄米ごはん
・目玉焼き バジルとレモンで洋風に
・グリーンサラダ
・味付け海苔
・納豆
・青汁
・食後に煎茶

昼食

・豚肉の生姜焼き
・ごはん
・芽キャベツのお味噌汁
・サラダ
・食後に煎茶

夕食

・玄米ごはん
・マグロのお刺身
・鶏むね肉のソテー アーモンドソース
・モロヘイヤのおひたし
・そら豆とおからの白和え
・ほうれん草のソテー
・食後に煎茶

ポイント

油の使用は最低限に抑え、揚げ物やカップ麺などは避けましょう。
また化学調味料や添加物を使った食材は、肌の状態を悪化させますので、
できるだけ食材そのものから調理したものを食べるように心がけましょう。

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