お盆やお彼岸は、お坊さんや近しい(身内の)お客様がいらっしゃることがあります。
突然のお客様に備えて、しっかりと準備しておきましょう。

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お盆とお彼岸の期間

2017年のお盆期間 ※地域によって異なります。

7月の場合:7月13日(木)~7月16日 14日が中日
8月の場合:8月13日(日)~8月16日 14日が中日

2017年のお彼岸期間

春のお彼岸:3月17日(金)彼岸入り 20日中日 23日(木)彼岸明け
秋のお彼岸:9月20日(水)彼岸入り 23日中日 26日(火)彼岸明け


お仏壇の掃除と供花、お供え物の準備

お仏壇は落ち着いた色合いのものが多く、ホコリが目立ちます。
お盆やお彼岸はいつも以上にきれいにしておきたいですね。

お仏壇の掃除や供花等の準備については、こちらに詳しく取り上げていますのでご参照ください。


客間の掃除

お客様をお通しする部屋も、いつも以上に念入りに掃除しておきましょう。
特に棚の中の置物まわりのホコリを丁寧に取り除いたり、
カーテン、クロスなどを洗濯したりも天気が良い日に済ませておきたいですね。


茶器・座布団の用意

お客様にお出しする茶器や座布団が十分な数あることを確認しておきましょう。
いざというときに足りないと、ちぐはぐな茶器でお茶を出すはめになったり、
座布団なしで座っていただくことになります。

座布団はソファなどであればなくても不自然ではありませんが、
和室であれば、畳に直接座るのは、長時間になるとつらいものです。

いらっしゃる可能性のあるお客様の数を把握して、必要数揃えておきましょう。

茶器の準備のときには、懐紙も用意しておきましょう。
お客様へのお茶菓子をお出しする際に添えると、上品で便利です。
黒文字(和菓子用のつまようじ)が必要なお菓子をお出しすることもあるので、
黒文字も十分量用意しておくと安心です。


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お茶菓子の準備

お盆やお彼岸はお菓子屋さんが混みあう可能性があります。
早めに用意しておきましょう。

種類としては、日持ちする羊羹などの水菓子やおまんじゅうなどの焼き菓子が人気です。
地元の銘菓は遠方からのお客様に喜んでいただけますし、
故人が生前好んでいたものを選べば、話のきっかけにもなります。

お土産用の菓子折り

お坊さんにお経をあげに来ていただく場合、
お土産を渡す習慣があれば忘れずに用意しておきましょう。

一般的には日持ちするお菓子の詰め合わせが人気です。
また中のお菓子は個別包装してあると、お寺でお裾分けもできて便利です。
お盆やお彼岸はお寺にお菓子が集まりやすい時期なので、
そういった事情を考慮したものを贈ると喜ばれるでしょう。

のしについては、無地熨斗という選択肢があります。
黄白または黒白の水引が印刷されたものに何も書かないという方法が無難です。
のしなしで包装のみでも良いので、悩んだ場合は包装のみにしておきましょう。


御布施の準備

御布施に使うお札は、新札でも旧札でもどちらでも大丈夫です。
お礼に渡すのだから新札を、というご家庭もありますので
年配の方に確認して、お札を用意しておきましょう。

御布施の相場は5,000円から10,000円が一般的で、
熨斗袋の表書きは「御布施」でOKです。


お客様を迎えるまでの準備には、時間がかかるものもあります。
特にお茶菓子の用意はお店の都合も考慮することになりますので、
早め早めの取り掛かりが重要になります。

直前で慌てることのないよう、
万全の準備でお坊さんやお客様をお迎えしたものですね。

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