前回の記事では、喫茶店やカフェの公式サイトからの集客が不可欠な時代なので、
検索上位に表示されるために、ワードプレスとテンプレートを使った
王道かつ長く使えるホワイトなSEO対策についてご紹介しました。

今回は実際のWebサイトのコンテンツを充実させるときに必要な、
アクセスが来る記事の書き方についてご紹介します。

今回の記事はWeb集客の肝となる部分なので、しっかりと活用してくださいね。

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なぜコンテンツボリュームが重視されるのか

まずは王道SEOについて再度確認しておきましょう。

アクセスアップに必要な王道SEO
1.見やすいデザイン
2.ユーザビリティ
 ・レスポンシブ(モバイルフレンドリー)
 ・コンテンツボリューム
 ・SSL
3.検索結果に表示されるための対策
 ・キーワード
 ・更新頻度
 ・内部リンク
4.アクセス分析

まずはコンテンツボリュームから見ていきます。
コンテンツボリュームとは、つまりWebサイトの中の情報の量ですね。

あなたも経験があるかもしれません。
インターネットで何か調べ物をしていたら、
見つかったのは10行ほどの内容がほとんどないページだった。

せっかく検索してページを表示させたのに、これでは残念すぎますよね。
あとはリンクばっかりで中身のないページだったりすることもあります。

こういった内容の薄いページを検索結果の上位に表示させてしまうことは、
ネットユーザーの検索エンジンへの信頼を損ねてしまう原因となります。

あなたも、スマホやパソコンで調べていて見つけたサイトは、
内容がぺらっぺらのサイトより、情報量が充実していて役立つサイトのほうがいいですよね。

そういうわけで、コンテンツボリュームは検索エンジン対策の中でも重要視すべきポイントとなります。

具体的な数字を申し上げましょう。
1記事あたりの文字数はだいたい2000文字を目指してください。

もちろん中身のない文字の羅列では意味がありません。

飲食店なのでメニューの紹介のページを作成しますよね。
一つの商品で2000文字は難しいので、複数の商品を集めて同じページで紹介し、
1ページ当たりの文字数を2000文字を超えるような構成にしてみてください。

もちろん、メニューのページなら写真をいれるのをお忘れなく。
文字よりも絵の方がダイレクトにユーザーの視覚に訴えます。

絵で興味をひき、文字で丁寧に説明しましょう。
原材料などを記載しておくのも親切ですよね。

作成すべきコンテンツの提案

何を書いたらいいかわからないという方のために、作成しておきたいコンテンツをご紹介します。
・トップページ(Webサイトの顔)
・お店の紹介(アクセスなど詳しく)
・季節限定メニュー
・通常メニュー(商品情報)
・お問合せ
・プライバシーポリシー

当然ながらお問合せページに2,000文字は無理なので、大体の感覚でお願いします。


更新頻度を上げる必要性

そしてコンテンツをすべて作り上げたら、Webサイト開設当初一ヶ月は毎日、
その後も3日に一度は店舗ブログとして記事を更新していきましょう。

新しいメニューのご紹介であったり、メニュー開発秘話であったり、
その日の客席がどんな様子だったかなど、日記のような感覚でもかまいません。

とにかく2000文字を目指して記事を書いていきましょう。

これが更新頻度ですね。

時代は常に新しい情報を求めていますので、
検索エンジンも新しい情報を提供し続けるWebサイトを高評価します。

逆に更新の間隔があいてしまうと、優良ページでも検索順位は下がってしまいます。
Webサイトの内容が充実してブログパワーがつくまでは毎日更新が基本、
すっかり検索エンジンに認識されたとしても、どれだけご無沙汰でも一週間に一度は更新しましょう。


たとえばWebサイト制作会社に依頼したとして、
最初のコンテンツの作成までは数十万かかりますがやってもらえます。

けれど一般的に作成後の記事の作成は自分でやっていく必要があります。
この更新、意外と継続させるのが難しいです。
Web集客で失敗するのは、ほとんどが更新停滞に陥ってしまうパターンです。

高いお金を出しても更新しなければお金の無駄遣いです。
でも、自分で低予算で作ったサイトでも、更新をしっかりしていけば必ず結果が出てきます。

ここが踏ん張りどころだと思って気張りましょう。


検索結果に上位表示される記事とは

次にご紹介するのが、実際の記事の書き方です。
ただただやみくもに日記を書いていてはあまり意味がありません。

もちろん更新頻度という点では検索エンジンに評価はされるのですが、
実際に検索されるかというと、難しいです。

なぜなら、検索されるために必要なきっかけがないからです。

検索のメカニズム

ところで、あなたはどうやってネットで調べ物をしますか?

ブラウザ(インターネットエクスプローラーやグーグルクロームなど)の検索窓に
調べたいことに関する単語を入れて調べるのではないでしょうか。

たとえば、吉祥寺でランチをやっているお店を探すときは、
「吉祥寺 ランチ」と検索しますよね。

これらの単語がキーワードと言われる、Web集客で最も重要な要素の一つとなります。

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キーワード

あなたが吉祥寺でランチをやっているのであれば、
吉祥寺でランチをしたい人に検索してもらいたいですよね。

であれば、吉祥寺でランチをしたい人がネット検索で使うであろうキーワード、
「吉祥寺」「ランチ」を記事の中に組み込んでおく必要があります。

あらかじめ「吉祥寺」「ランチ」の文字が含まれた記事を複数用意しておくことで、
そのどれかが「吉祥寺 ランチ」と検索した人の目に留まるようになるのです。

キーワードを制する者がネットを制すといっても過言ではありません。

キーワードは検索ワードと言われたり、SNSではハッシュタグと呼ばれたりします。
どんなキーワードが使われているのか、一度あなたが実際に検索してみるといいでしょう。

インスタグラムでは検索画面にいくつか文字を入れるとハッシュタグがたくさん表示されます。
その中から使えそうなキーワードを探してみるのもいいですね。

キーワードの探し方

インスタグラムのハッシュタグ検索は現時点でとても有効な手段です。

が、もっと基本的なキーワードの探し方もご紹介しておきます。
例えば、あなたのお店が博多にあるカフェだとします。

まずは検索窓に「博多 カフェ」と入れて検索しましょう。
「地名+業種」が最も基本的で重要なキーワードとなりますので、
最初に使うキーワードは「地名+業種」にしておくべきでしょう。

「博多 カフェ」で検索したページをずっと下まで見ていくと、
一番下に以下のようなスペースが表示されます。

「博多カフェ に関連する検索キーワード」

この関連する検索キーワードは、「博多 カフェ」と検索する人が付け加えることの多いキーワードです。

キーワードは単語の数が増えれば増えるほど的確な情報が少数表示されることになります。
検索結果の上位に表示するためにも、ライバルは少ない方がいいので、
もしあなたのお店に個室があるなら、「博多」「カフェ」「個室」というキーワードを含んだ記事をいくつか書くことにしましょう。

もちろん、「博多」「カフェ」だけの記事も書きます。
ほかにも「博多」「カフェ」「おしゃれ」なんてキーワードもいいですね。

この、検索結果のページの一番下に表示される関連キーワードは必須です。
そしてそれ以上に記事を書いていきたい場合は、
関連キーワード取得ツール」を利用してください。

このページもネットビジネスを行う人の間では知っておくべきページです。
あなたがキーワードを探すときに、とても助けてくれるありがたいページなので、
しっかりと覚えておいてくださいね。

記事を書こう

使うキーワードが決まってくると、おのずと記事は書けるようになります。

また、「博多 カフェ」というキーワードを使うとき、
実際には博多ではなく隣の駅の竹下駅が最寄だったとしても、
「博多駅から一駅、静かな竹下駅前にある当店は、ジャズをBGMにくつろぐことができるカフェです」
なんて使い方もできます。

そこからはお店の様子は竹下駅の様子などをつらつらと書き連ねていきましょう。
使うキーワードはある程度決まっていますが、
書く内容は臨機応変、柔軟にあなたのお店のカラーを出した記事にしていきたいですね。

それから、どうしても記事が書けないというときは、
いろんなサイトを見て、参考にさせてもらいましょう。

同じ業種を見終えたら、当ブログのような雑記ブログでも構いませんので
たくさんのWebサイトを見て回りましょう。

たくさん文章に触れることで、文章を書くことができるようになることもあります。

内部リンクの必要性

書いた記事にはできるだけリンクをつけましょう。
よく似た内容の記事のリンクを張り付けることを内部リンクと言います。

たとえばコーヒーの紹介を書いた記事からは、
紅茶の紹介を書いたページにリンクを張ります。

そうすることで読者が次々と気になった記事を読んでくれますので、
サイトを閲覧する時間(滞在時間)が増えます。

この滞在時間、長ければ長いほど興味深いサイトであるという風に評価されます。

記事の最後に関連記事としてリンクを張るだけの、簡単な作業です。
けれどこの作業をするかしないかで滞在時間は大きく変わります。

ちょっとしたことでもできることは全部やっておきましょう。
 

 
さて、ここまでで3700文字です。
読んでみると意外とあっさりじゃなかったですか?

この記事を作成するのにかかった時間は約一時間半。
きっとこのくらいのペースで書けるようになる日がきます。
何事も慣れですよね。

頑張っていきましょう。

次回は自サイト以外のWebサイトを使った集客についてみていきましょう。

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