だんだんと暑さに悩まされる季節になりましたね。
体調に気を付けてなんとか夏を乗り切りたいものです。

今回は夏の風物詩ともいえる夏バテの原因について調べてみました。
夏バテの原因のその一つは、食べ物にあったのです。

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食べ物が夏バテの原因となるメカニズムとは

暑くなると冷たい飲み物や食べ物が恋しくなりますよね。
きんと冷えたジュースだったり、しゃりしゃりのかき氷だったり。

暑い中で冷たいものはとても幸せですが、
あまり取り過ぎると身体に良くないことは知られています。

それではなぜ、冷たいものが身体に良くないのかをみてみましょう。

冷たいものを食べると、それらは食道を通り胃にたどり着きます。
冷たい温度を保ったまま胃にたどり着いた食べ物は、胃腸を冷やします。
そのため胃腸の消化機能が鈍り、食欲不振を引き起こします。

また、胃腸を冷やした冷たいものは、
そのまま冷たさを胃腸以外の内臓にも広げてしまいます。

内臓が冷えることで代謝異常が起こり、夏バテ特有のだるさが生じます。
また内臓の冷えは血液の冷えにつながります。
冷たい血液の影響は脳にまで及び、思考が鈍ったりやる気が出なかったり、
夏風邪を引いたり、憂鬱になったりもします。

食欲不振は体力低下を引き起こし、体力の低下は免疫の低下を引き起こします。
そこに精神的なだるさややる気のなさが合わさることで、つらい夏バテとなってしまうのです。

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夏バテの原因となる食べ物とは

上記のように冷たいものは夏バテの原因となってしまいます。
キンキンに冷やした水やジュース、そうめんなども食べ過ぎると原因の一つとなります。

また、ヨーグルトや牛乳、生クリームなどの水分を含んだ乳製品は、
実は身体を冷やしてしまいます。

たとえば牛乳を飲んでお腹が痛くなった経験はありませんか?
原因としては、乳糖不耐性という牛乳が合わない体質であったり、
乳製品それものが人の身体に合わないものであることが挙げられます。

さらには、バナナやパイナップルなどの南国フルーツも
身体を冷やしやすい性質を持っています。

夏野菜も同様に、少量であれば問題はありませんが、
食べ過ぎると内臓を冷やしてしまい、夏バテの原因となってしまいます。


食べ物による夏バテを防ぐ方法とは

食べ物による夏バテを防ぐ方法は、簡単です。
上記の夏バテの原因となる食べ物を食べ過ぎないように気を付けることが一点。

そしてもう一つが、できるだけ常温か温かいものを率先して摂取することです。

たとえばのどが渇いたときは、常温のお水にしたり、
食事は温かいものを積極的に選んだり、食事の最後は温かい緑茶で締めたり。

夏鍋は身体の芯を温めますので、特におすすめです。
身体が温まり、たくさん汗をかくことで代謝も上がるので、一石二鳥ですね。


まとめ

昔から冷たいものを食べ過ぎると身体に悪いと言われてきましたが、
その原因やメカニズムがきっちりと解明され始めています。

原因が分かればその原因を取り除くことで結果が変わるため、対策がしやすくなりますね。

夏バテの原因となる飲食物や食べ方を知って対策をすることで
夏バテを予防して、楽しく夏を乗り切りましょう。

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