かつて織田信長や豊臣秀吉も愛したと言われる日本三大川まつりの一つ、
尾張津島天王祭は600年近く続く伝統の夏まつりです。

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尾張津島天王祭とは

尾張津島天王祭の長い歴史

数多の提灯が飾られた巻藁船が水上を滑りゆく、幻想的で華麗な川祭りです。

津島神社の祭礼として室町時代から現代まで600年近い歴史を誇ります。
あの織田信長や豊臣秀吉も愛した夏まつりで、現在でも多くの観光客が押し寄せます。

1980年には尾張津島天王祭の「車楽船行事」が国の重要無形民俗文化財に、
1981年には尾張津島天王祭の「車楽」が愛知県の有形民俗文化財に指定され、
2016年には尾張津島天王祭の「車楽船行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

提灯の数

船に半球型に飾られる提灯の数は、365個。
一年の日数を表していると言われています。
※一説には360個とも400個ともいわれています。

また船中央から天へと伸びる柱に縦に飾られる提灯は一年の月数を表す12個。
ただし、うるう年には13個飾られます。
これは、旧暦では閏年には閏月というものがあり、一年が13ヶ月だったことに由来します。


尾張津島天王祭の開催情報

開催期間

7月の第4土曜日と翌日の日曜日

2017年7月22日・23日(土・日)

行事日程

7月22日(土) 宵祭

10:00~ 神輿渡御
19:00~ 点火
20:00~ 迎え
20:45~ 出船
21:30  御旅所着
※巻藁船の出航に合わせて花火が打ち上げられます。

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7月23日(日) 朝祭

08:40~ 迎え
09:00~ 出船
09:45  御旅所着
10:30~ 神輿還御祭
11:30~ 稚児の神前奏楽/津島神社

開催場所

天王川公園・津島神社

〒496-0856 愛知県津島市瑠璃小路町1丁目

アクセス

1.名鉄尾西線・津島線「津島駅」より徒歩15分程度。

2.東名阪自動車道「弥富IC」から車で約15分。
  ※市内数か所の公共施設が臨時無料駐車場として開放されます。
   ・津島市立南小学校 17:00~
   ・津島市立西小学校 13:00~
   ・文化会館     17:00~ 等。
   詳しくは主催者にご確認ください。

※当日は大勢の観光客で混在します。
 そのため通常よりも移動に時間がかかります。
 時間には余裕をもってお出かけください。

お問い合わせ

0567-28-8051 (愛知県津島市観光協会)


尾張津島天王祭の楽しみ方

尾張津島天王祭にはたくさんの屋台が立ち、花火も上がりますので、
浴衣を着てご家族、お友達、恋人とのおでかけにぴったりです。

注意点

歩きやすい靴で

会場までは駅からも臨時駐車場からも20分以上は歩くことになります。
はきなれた靴やスニーカーなど、疲れにくい履物をおすすめします。

観覧スポットの確保

巻藁船出航の20時前後からは、特に大勢の観客でにぎわいます。
小さなお子さんをお連れの場合は、早めに会場に入り観覧スポットを確保しましょう。

また、19時からは船溜まりで点火準備が行われます。
こちらの見学だけでも祭りの華麗さは楽しめるかと思いますので、
人混みが不安な方は船溜まりでの点火観覧をおすすめします。

早めに予定が決まっていれば、桟敷席やパイプ椅子席、観覧舟なども購入できます。
※2017年分は完売しました。
 来年以降はお早めにお求めください。

飲み物の持参

会場までが遠く、また会場の公園もとても大きいため、
当日はたくさん歩くことが考えられます。

真夏の暑い時期でもありますので、水分補給はこまめに行いましょう。
飲み物は持参していくと安心です。

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