関東一の提灯祭りと称えられるお祭りが、埼玉県の久喜提灯祭り「天王様」です。
500個ほどの提灯を飾った山車が互いにぶつかり合います。

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久喜提灯祭り「天王様」とは

200年以上の伝統を持つ埼玉県久喜市のお祭りです。
昼間は素戔嗚尊や織田信長など神話や歴史上の人物の人形を飾った人形山車、
夜は同じ山車に500個もの提灯が飾り付けられる提灯山車が市内を巡行します。

昼と夜と変わり具合は、同じ山車とは思えないほど。

提灯を山車に結び付けていく作業も見ることができます。
お昼過ぎから夜まで山車を通してしっかり楽しめるお祭りになっています。

開催日

7月12・18日 ※毎年同日
2017年7月12・18日(水)

行事予定

12:20~ 八雲神社祭典/人形山車の運行

16:00~ 山車組替
     ※人形山車の人形は山車からお仮座へと移されます。

16:30~ 御神燈拝領式
     ※提灯山車の提灯に点火する火を頂きます。

19:50~ 提灯山車の町内連動 各々久喜駅方面へ

20:20~ 山車同士のぶつけ合い (けんか祭り)
     ※久喜駅近くの四つ角

22:00~ 終了

場所

住所:埼玉県久喜市 久喜駅周辺

アクセス

祭り当日は久喜市全域で交通規制が行われるため、
アクセスには公共交通機関のご利用をおすすめします。

JR「大宮駅」から「久喜駅」へ約20分程度です。

お問い合わせ

0480-21-8632(久喜市観光協会)


久喜提灯祭り「天王様」の楽しみ方

久喜提灯祭りの「天王様」とは

久喜提灯祭り「天王様」は、八雲神社の祭礼です。
天王様は、かつての八雲神社が天王社と呼ばれていたことに由来しています。

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1783年に浅間山大噴火が起こり、久喜の農作物が壊滅的な打撃を受けたため、
震災からの復興と豊作を祈願して山車を曳きまわしたのが始まりです。

一日かけて楽しむ

各日とも12時20分からは
神話の神さまや歴史上の人物を象った人形を飾る人形山車が市内を巡行します。

山車は全部で7台、練り歩く姿は厳かですが親しみやすさもあります。
八雲神社から各町内へと山車は進みますので、まずは八雲神社に参拝します。

各町内に山車が到着すると、今度は山車の組替が行われます。
人形は各々お仮座に置かれ、山車の周りに骨組みが作られていきます。

山車の周囲を囲む500個もの提灯は、すべて手作業で結び付けられていきます。
圧巻の作業を少し離れた場所から見学させてもらうのも楽しいです。

山車の組替が終わったら、19時30分に再度久喜駅を目指して出発します。

20時過ぎには久喜駅西口駅前広場に山車が勢揃いします。
ここではお囃子の披露や提灯が結び付けられた山車を高速回転させたりと
見ごたえのあるパフォーマンスが披露されます。

久喜のお囃子は「馬鹿囃子」や「けんか囃子」という通称で親しまれています。
ノリの良い軽快なテンポがお祭り気分をさらに高めてくれますよ。


久喜提灯祭り夜の部の様子が動画にまとめられています。


山車のぶつけ合いは21時ごろから
久喜駅近くの四つ角で山車のぶつけ合いが始まります。

山車のぶつけ合いは観光難易度高め

四つ角は道幅が狭く、観客も詰めかけるため人であふれかえります。

小さなお子さんを連れたご家族や、
初めて観光する方には難易度が高めになりますので、
スペースにゆとりのある駅前広場でのパフォーマンスを
メインに楽しまれることをおすすめします。

お土産には祭りグッズ

久喜駅西口階段を下った所に「特設テント」が設置され、
当日しか手に入らない提燈祭りグッズや久喜市のお土産などが販売されています。

お祭りグッズには以下のようなものがあります。

  • 久喜提灯祭りカレンダー
  • うちわ
  • ハンドタオル
  • ポスター
  • オリジナル切手
  • サブレなどのお菓子

※数に限りがありますので、ご希望のものがあればお早めにどうぞ。

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