東野圭吾さんの小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が山田涼介さん主演で映画化されます。
素晴らしい原作の世界観がどこまで広がるのか、9月の公開が待ち遠しいですね

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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

映画公開予定日

2017年9月23日(金)

キャスト

敦也:山田涼介
翔太:村上虹郎
幸平:寛一郎
皆月暁子:成海璃子
水原セリ:門脇麦
松岡克郎:林遣都
浪矢貴之:萩原聖人
田村晴美:尾野真千子
浪矢雄治:西田敏行

寛一郎(かんいちろう)さんはなんと佐藤浩市さんの息子さんなんですね。
この作品が俳優デビュー作になるということです。
ルックスからして幸平だったのは意外でしたが、好演を期待したいですね。

監督

廣木隆一
代表作:余命1ヶ月の花嫁/PとJK/ストロボエッジ 等

あらすじ

彼らのもとに届いたその手紙は偶然ではなく、必然だった―――。
2012年。幼馴染の敦也。翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。今はもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に忍び込んだのは偶然ではなかったのか――? そして、敦也たちがある任物から”最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命は一変する。

引用元:映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」公式サイト
URL:http://namiya-movie.jp/



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原作「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

作者

東野圭吾
代表作:容疑者Xの献身/白夜行/放課後/新参者 等

あらすじ ※ネタバレ注意

強盗を犯した敦也、翔太、幸平の3人は、思わぬアクシデントから廃屋に身を隠すことになった。
その廃屋は「ナミヤ雑貨店」、かつて悩み相談と的確な助言で有名だった雑貨店だった。

敦也、翔太、幸平の3人が身を潜めるなか、なぜか廃屋に手紙が届く。
はじめ、面白半分に手紙を読み、返事を返した3人だったが、次第にその不自然さに気付いていく。

ナミヤ雑貨店は、過去と繋がっている。

過去から送られてくる悩み相談に、雑ではあるが真剣に応えていく3人。
その行動は思いもよらぬ出来事を引き寄せていく。


映画と原作の相違点 ※ネタバレ注意

あまり映像が出ていないので、現時点での相違点について取り上げます。

1.映画では2012年と1980年が繋がっている設定になっているが、
  原作では1979年、2012年から33年前の過去と繋がっている。

2.映画では敦也が日が出ている時間に外にいますが、
  原作ではすべてが一晩、数時間で完結する。

判明し次第、取り上げていきます。


映画の見どころ

原作「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、5つの物語がすべてが繋がっている、この上なく優しい作品です。
ミステリー作家が書く、現実的なファンタジーがどのような映像になっていくのか、
その映像構成が楽しみの一つでもあります。

そしてこれほどまでに優しい世界観を、一体どこまで再現できるのか。
もしくは広げていけるのか。

まずは原作を読み、その世界観に触れてください。

もしかしたら、目の前の誰かが求めているのは、
的確なアドバイスではなく、真綿のような慰めでもなく、
ただひたすら自分の言葉に耳を傾けてくれる相手なのではないだろうか、
そんなことに気付かされます。

原作を読むことで、きっと映画を100倍楽しむことができるはずです。
2017年の今だからこそ、
映画化されることに大きな意義がある作品なのではないでしょうか。

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