スパイス配合からカレーを作ると、素晴らしい健康効果があることについて、
お店で始めたスパイスカレーがとても好評なのでご紹介したいと思います。

市販のカレールーで作るとカロリーがすごい

市販のカレールーはとっても美味しくて絶対に外さない魔法のアイテムですが、
ラード・小麦粉・塩・でんぷん・砂糖・乳製品などの高カロリーな原材料が含まれています。
そのため、ビーフカレーだと一食当たり1,000kcal近くなることもあります。

しかもカレーはたくさんの量を食べることができてしまうので、
ついついお替りしてしまう、なんて人も多いのではないでしょうか。

しかも大量に作る料理なので、一度作ってしまうと3日はカレーが続く、なんてご家庭も多いですよね。
たしかに美味しいんだけど、大好きなんだけども、カロリーや原材料が気になる。
そんな方におすすめなのが、スパイス配合から自分で行う自家製スパイスカレーです。

自家製スパイスカレーなら低カロリー

一方自家製スパイスカレーは小麦粉や乳製品を使わないという選択肢もあります。
隠し味次第で日本人でも楽しめるスパイスカレーが作れます。

当店のカレーは高カロリーのものをなるべく排除したため、
一食(ご飯の量は150g)当たり597kaclという数値になりました。

一般的なカレーのごはんは250gほど必要ですが、
たまねぎと鶏肉をたっぷり使うことでカレー自体のボリュームを増やしていますので、
ごはんの量は150gほどで女性なら十分満足してもらえるカレーになっています。

低カロリーなだけでなく、体に安心

化学調味料や保存料、着色料などを一切使用しないので、安心して食べることができます。
また、北インドカレーではヨーグルトを使うのが一般的ですが、
ヨーグルトをココナッツミルクにすることで、乳製品を使わないカレーになります。

カレールーからの手作りなので、アレルゲンとなる物質をとことん使わないことも可能です。
小麦粉を使わないグルテンフリーのカレーはもちろん、
お肉を大豆などのミックスビーンズにすることでオンリーベジタブルなカレーにもできるのです。

スパイスカレーの健康効果

スパイスカレーを食べ続けると、インフルエンザや風邪などへの抵抗力が高まります。
スパイスカレーに使うスパイスやたまねぎなどには以下の効能がありますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

食欲増進…クミン、コリアンダー
消化促進…クミン、コリアンダー、ジンジャー
代謝促進…ブラックペッパー
脂肪燃焼…カイエンペッパー
鎮痛作用…カイエンペッパー、クローブ
血流改善…ブラックペッパー、シナモン、たまねぎ
抗菌作用…ガーリック、オールスパイス
がん予防…ガーリック、たまねぎ
脳活性化…カルダモン
抗酸化作用…ターメリック、ガラムマサラ
肝機能改善…ターメリック、たまねぎ
認知症予防…ターメリック
アルコール代謝作用…ターメリック
コレステロール値低下…ターメリック


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自家製スパイスカレーをおいしく作るためのコツ

基本的なスパイス配合

スパイスは以下の配合を守ることで失敗のないカレールーを作ることができます。

クミンシード:4
ターメリック:1
カイエンペッパー:4
コリアンダー:8
クミンパウダー:4
ガラムマサラ:2

小さじで換算すると、上記のスパイス量で約24皿分のカレールーができます。

カレーの作り方は人の数だけあれど、カレールーの作り方は基本を押さえておくべきでしょう。
パクチーやししとうなどを使うレシピがスパイスカレーとしては一般的ですが、
出来上がりにそれらの味はそこまで強く出てこないので、苦手な方もご安心を。

味の調整と隠し味

スパイスカレーの基本的な作り方はネット上にあふれていますので割愛します。
ただ、基本的な作り方はあくまで基本なので、そこからアレンジしていく必要があります。

基本的なスパイスカレーは辛みが先行して、コクや奥深さが足りません。
市販のカレールーで作るときもいろいろと隠し味を入れるかと思いますが、
日本人好みのスパイスカレーにするには大胆に隠し味を入れていく必要があります。

飴色たまねぎを活用

非常に手間がかかりますが、たまねぎは飴色になるまで炒めることをお勧めします。
飴色たまねぎを使うことで、スパイスの表面的な味に深みとコクが加わります。

また、数種類のスパイスの方向性を一気にまとめてくれるのも飴色たまねぎです。
おすすめは、最初にクミンシードと一緒に飴色ためねぎを作ってカレールーを作り、
手羽元と1時間煮込んだ後に、もう一度飴色たまねぎを加えます。

カレーに炒め込んだたまねぎの甘さが加わりますので、
チョコレートやヨーグルトなどの隠し味を加える必要がなく、健康的な甘みを感じられるようになります。

トマトの酸味を中和させるにはカルダモンがおすすめ

トマトを大量に使うのがスパイスカレーの特徴の一つです。
が、大量のトマトを使うからこそ酸味が非常に強くなります。

このトマトの酸味、苦手な人にはきついですよね。
そこで、トマトの酸味消しにはカルダモンというスパイスをお勧めします。
少量のカルダモンでうそのようにトマトの酸味が中和されますよ。
香りの強いスパイスなので、少しずつ入れてバランスを見てくださいね。

カルダモンは仕上げの一歩手前でいれるのがおすすめです。

コクと深みを出すにはケチャップとコーヒーがいい

ケチャップは、非常に通な隠し味として料理人の間では常識レベルで知られています。
10皿分に大さじ1くらいの量でOKです。
化学調味料や添加物などを使っていないケチャップをおすすめします。

またカレーの隠し味の定番、コーヒーですが、
カフェなのでドリップしたコーヒーを使います。

ドリップコーヒーはそのまま使うのではカレーの隠し味としては薄いです。
そこでカップ1杯くらいのドリップコーヒーを煮詰めて加えます。
目安としては、量が三分の一くらいに減るまで煮詰めましょう。


ちょっとの手間でプロ並みのカレー

いかがでしたでしょうか。
スパイスカレー、作りたくなりませんか??

カルディやアマゾンなどでスパイスが手軽に入手できる便利な世の中になりました。
時間と手間はかかりますが、ご家族にいつもとはちょっと違うカレーを作ってみませんか。

ものすごく面倒だったら、うちのカフェに食べに来てくださいね♪
お待ちしています♪♪

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