福岡に約7,000本ものあじさいが楽しめる穴場スポットがあります。
それが田川郡糸田町の金山アジサイ園です。

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金山アジサイ園

2015年から一般公開され始めたあじさいの穴場スポットです。

「道の駅いとだ」からほど近い工業用地の斜面に咲き誇る様々な色のアジサイを
のんびりとした空気の中ゆったりと歩きながら観賞することができます。
愛犬を連れてのお散歩もできます。

目立つ告知などはされていませんが、
口コミで評判が広がって少しずつ訪れる人が増え、人気スポットになりつつあります。

お手入れは地元のボランティアの方が行っていて、
毎年7月中旬のあじさいの終わりごろには、
枯れたあじさいを一輪ずつ摘んでいく花摘み体験が行われています。

大きなクマンバチがぶんぶん飛んでいますが、
大人しく攻撃性の低い蜂なので慌てて騒がないようにしましょう。
こちらから手を出さなければ襲われる危険はほとんどありません。

見頃

6月上旬から7月上旬まで公開されていますが、
満開のあじさいを楽しみたいのなら、見頃は六月中旬から下旬の間です。

場所

金山アジサイ園:福岡県田川郡糸田町244
お問い合わせ先:0947-26-4025 (糸田町地域復興課)

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地図

アクセス

JR・平成筑豊鉄道:田川後藤寺駅から車で約10分
西鉄バス     :関の山・中村美術館前から徒歩5分

自動車:「道の駅いとだ」から飯塚方面へ車で約10分
    ※無料の駐車場があります。

入園料

無料

金山アジサイ園のあじさいたち

金山アジサイ園
金山アジサイ園
金山アジサイ園

あじさいとは

ユキノシタ(アジサイ)科アジサイ属の落葉低木です。
洋名はハイドランジア(水の器という意味)。
日本には十数種類のあじさいがあります。

花の咲き始めは白っぽく、その後土の性質によって色を変えます。
酸性の土では青色になり、アルカリ性の土では赤っぽい色になることがあります。
※品種により異なります。

実はあじさいは、二種類の花を持っています。
両性花と装飾花といわれるもので、両性花は目立たなくなった品種が多く、
わたしたちがぱっと見てきれいだと思う花は、装飾花であることがほとんどです。

金山アジサイ園
ガクアジサイ

あじさいの結実は両性花にある雄しべと雌しべによって行われます。
装飾花は雄しべや雌しべがあるにはありますが、退化していて実を結ぶことがありません。

あじさいの花言葉

あじさい全体の花言葉:冷淡・移り気・一家団欒
白    :寛容・ひたむきな愛情
赤・ピンク:元気な女性
青・青紫 :冷淡・高慢・無情・忍耐強い愛
ガクアジサイ:謙虚

花言葉「移り気」は、あじさいの花の色が
咲き具合によって変わることが由来とされています。

また「一家団欒」は花が身を寄せ合うように丸く咲いている様を
表した花言葉であると言われています。


ちなみに

金山アジサイ園は実は、
3月から4月にかけては桜が見事なサクラ園でもあります。

春先から初夏にかけて、遊びにでかけてみてはいかがでしょうか。

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