がん治療で食事療法に取り組んでいます。
厳しい食事制限の中でも食べやすくて好評だったメニューをご紹介します。

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カレイのホイル焼き

もっともおすすめの魚は鮭です。
今回は鮭は前日に使っていたためカレイですが、鮭を使う場合でも同じ要領でOKです。

野菜やキノコも冷蔵庫にあるものを使用する感じでOKですが、食べない方が良いものもあるので、
参考にしている食事療法の制限食品と照らし合わせてから、材料を選ぶようにしてください。

材料

カレイ‥一切れ
もやし‥少量
しめじ‥少量
チンゲン菜‥少量
レモン‥輪切り一枚
岩塩‥少々
ブラックペッパー‥お好み

作り方

1.アルミホイルを広げて、もやし → カレイ → キノコや野菜の順に重ねて
  アルミホイルで口を少し開けて包みます。

2.浄水を振りかけてレモンを一欠片乗せて、岩塩を少々とブラックペッパーを振りかけます。

3.アルミホイルの口を閉じます。

4.フライパンに水を1~2センチ入れます。

5.フライパンにアルミホイルを配置します。

6.蓋をして、15分ほど中火で蒸します。
  途中、フライパンの様子を見ながら弱火におとします。

食べるときにポン酢(化学調味料無添加)をかけて味を調整してください。

ポイント

塩分制限の食事療法のため、塩分は岩塩で控えめです。
糖分、アルコールは使用禁止なので料理酒もNGです。

ただ、レモン、天然しょうゆ(減塩)、酢はOKなので、
自家製のポン酢もしくは化学調味料無添加・無塩のポン酢で味付けできます。


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カレーコロッケ風

揚げ物は油があまり使えないので、避けた方が無難です。
オーブントースターで焼き色をつけることで、コロッケっぽい雰囲気に仕上げます。

材料

ジャガイモ‥一個
にんじん‥1/4個
たまねぎ‥1/4個

岩塩‥少々
カレーパウダー‥小さじ1/2
※小麦粉・食塩不使用のもの

作り方

1.じゃがいもは適当な大きさに、にんじんとたまねぎはみじん切りにします。

2.レンジの蒸し野菜機能を使って全部蒸します。
(蒸し野菜機能がなければ蒸すかゆでるかして火を通します)

3.蒸しあがったらじゃがいもを潰します。

4.にんじんとたまねぎのみじん切りを加えてよくこねます。

5.岩塩を少々とカレーパウダーを適度に加えて、さらに混ぜます。

6.食べやすい大きさに丸めます。

7.オープントースターで焼き色を付けるために、6~8分ほど加熱します。

ポイント

カレーパウダーの辛さが強いときは、さつまいもを蒸して加えると甘味が出ます。

レンジで蒸すときに、たまねぎとにんじんはしっかりと加熱したほうが、食べやすかったです。
ゴロゴロっとした食感が好きな人は、ほどほどでOKです。


まとめ

有機栽培の野菜と限られた種類の魚、厳しい調味料制限による食事療法は、
食べる患者も作る家族も大変な苦労があることと思います。

どれだけ工夫しても以前のような味付けは難しいけれど、
それでも続けていけるだけのバリエーションが必要です。

実に難題ですが、治ったという人が多いことを励みに
これからも工夫を凝らして作り続けたいと思います。

同じように食事療法に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。

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