がん治療で食事療法に取り組んでいます。
厳しい食事制限の中でも食べやすくて好評だったメニューをご紹介します。

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ビーツとたまねぎのベジフィレ甘酢あんかけ

ビーツがいいらしい、とどこかで聞きつけてきたので、さっそく使ってみました。
スーパーには生のものはなかったので、密封加工のうえ高熱殺菌されていたものを入手です。
ネットでは1kgなどまとめて買えるので、次回以降はネットショップを利用する予定です。

材料

ビーツ‥1個
たまねぎ‥1/4個
ベジフィレ‥10gくらい
化学調味料無添加食塩無添加の和風だし‥少量

作り方

ベジフィレは大豆と玄米がお肉っぽく加工されたものです。
ベジフィレは少量の和風だしを使用しただし汁で4分ほど茹でます。

たまねぎとビーツは一口大のくし切りにします。
食べやすかったらどんな形でもOKです。


※ビーツの色が手に着色した場合は、レモン汁で落とせます。

たまねぎはレンジの茹で機能を使って、あらかじめ火を通しておきます。
ビーツは水煮されているものはそのまま、生のままなら輪切りにして下茹でします。

下処理した材料をフライパンで炒めます。
程よく火が通ったら、甘酢あんをかけてとろみが出るまで炒めます。

着色料とか一切使わずにこの色です。
見た目は奇抜ですが、ビーツはそこまで味に癖がなく、食べやすかったです。

甘酢あん

材料

玄米粉‥水溶き玄米粉用に適量
酢‥大さじ2くらい
  ※砂糖が入っていないものであれば、果物酢の方が食べやすいです
減塩醤油(天然)‥適量(大さじ2くらい)
きび糖‥適量(大さじ2くらい)
水‥100ml

調味料は味を見ながら加えていったので、正確な分量が。。。
次回作るときはきっちり量ってから、調理したいと思います。

作り方

1.水にお酢と減塩醤油、きび糖を入れて煮立たせます。
  あんまりグツグツすると、酢の強烈なにおいでダメージを受けることがあります。

2.水溶き玄米粉を鍋に入れて、とろみをつけます。


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コーヒーゼリー

寒天がいいらしいということで、コーヒーゼリーを作ってみることにしました。
砂糖なしで、コーヒーの味がメインです。
ミルクの代わりに無調整豆乳をかけて召し上がれ。

材料

糸寒天‥5g
コーヒー‥濃い目にハンドドリップしたもの

作り方

寒天は半日水に漬けておきます。
水に漬けることで、煮たときに溶けやすくなります。

コーヒーをいつもより濃い目に淹れます。
インスタントコーヒーはNGなので、豆を挽いてからハンドドリップで入れました。

鍋にコーヒーを入れます。
水につけておいた寒天を投入します。

ことことと弱火で寒天が溶けるまで煮込みます。
沸騰させてしまうとコーヒーが苦くなってしまうため、沸騰する手前をキープします。

寒天が溶けたら、茶こしなどでこしながら、容器に入れます。
粗熱が取れたら冷蔵庫で固めましょう。

数時間あれば固まります。
投入をかけると、よりコーヒーゼリーっぽくなります。


今回使用したもの


まとめ

有機栽培の野菜と限られた種類の魚、厳しい調味料制限による食事療法は、
食べる患者も作る家族も大変な苦労があることと思います。

どれだけ工夫しても以前のような味付けは難しいけれど、
それでも続けていけるだけのバリエーションが必要です。

実に難題ですが、治ったという人が多いことを励みに
これからも工夫を凝らして作り続けたいと思います。

同じように食事療法に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。

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