きらきらのイルミネーションと豪華な食事、嬉しいプレゼント♪
クリスマスといえば、そんな楽しいイメージが浮かぶと思います。

完全なイベントとなっている日本のクリスマスですが、
今回は知っていると鼻高々なクリスマスの本当の由来とマメ知識をご紹介します。

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知っていると何となくいい感じのクリスマスの本来の意味

クリスマスの語源は?

クリスマスは「Christmas」や「X’mas」と表記されますが、
もちろん言葉には意味があります。

Christmas は英語

Christmas は英語表記です。

Christ(キリスト)+mas(礼拝)=Christ’s mas → Christmas

「キリストのミサ」が変化したものといわれています。

X’mas はギリシャ語

X’masはギリシャ語表記です。

Xristos(救世主)+mas(礼拝)=X’mas

「救世主礼拝」が語源といわれています。

クリスマス「イブ」はクリスマス「前夜」じゃなかった!?

クリスマスイブは24日、クリスマスである25日の前日であることから、
クリスマスイブはクリスマス前夜というイメージをお持ちの方もいるかと思います。

が、実は、クリスマスイブのイブは前夜という意味ではなく、
クリスマスイブニング(クリスマスの夜)というのが本来の意味だったのです。

キリスト教発祥の地であるイスラエルでは、日没とともに一日が終わりました。
つまり、日没からは次の日が始まるのです。

そのため、イスラエルの暦では、
24日の日没から25日の日没までがクリスマス、ということになります。

日にちが変わるので分かりにくいですが、
24日の夜はクリスマスの夜、25日の朝はクリスマスの朝、25日の昼はクリスマスの夜となり、
25日の夜はただの25日の夜であって、クリスマスはすでに終わっていることになります。

つまり24日の夜はクリスマス前夜ではなく、クリスマス当日の夜ということです。

知っている人は知っているけど、
知らない人は意外と多いクリスマスイブの本来の意味でした。


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クリスマスはキリストの生誕祭だけど誕生日ではない!?


イエス・キリストは、旅先で生まれ、宿屋の飼い葉おけに寝かせました。

これは、住民登録せよというローマ帝国初代皇帝カエサル・アウグストゥスの命によって
町へと向かう人々で宿屋が込んでいたため、部屋を借りることができなかったからです。

ただ、このイエス・キリストが生まれた日は、日付が定かではありません。
日本でもそうですが、かつては個人が生まれた日には特別な意味はなく、
誕生日を記録する習慣も祝う習慣もありませんでした。

そのため、生まれた時点ではただの村人の赤ん坊だったイエス・キリストも
誕生日を記録されることはありませんでした。

よって、12月25日がイエス・キリストの誕生日であるという根拠はなく、
クリスマスは単に、イエス・キリストが誕生したことをお祝いする日であるということです。

ではなぜ、12月25日にイエス・キリストの誕生日をお祝いすることになったのでしょうか。
それはキリスト教の普及と深く関係していました。
次項に続きます。

クリスマスはキリスト教の教えではなかった!?

クリスマスである12月25日は、キリストが誕生するずっと前から
様々な神さまの誕生日を祝うお祭りであり、北欧では収穫を祝うイベントでした。

12月25日のお祝いは、実はキリスト教徒は全く関係がなかったのです。
それどころ、キリスト教がクリスマスを祝うことを禁止していた場所と時期もあったのだそうです。

ではなぜ、12月25日にキリストの生誕祭が行われたのかというと、
キリスト教の普及という目的のための作戦だったようです。

当時のお祝いで賑やかな雰囲気のど真ん中にキリスト生誕祭をもってくることで、
あたかも世の中がキリストの生誕祭を祝っているかのように印象づけることができました。

この、当時のローマ教皇ユリウス一世の思惑が当たった形という説が一般的です。



クリスマスの起源や由来はどうでしたか?
知っているものも初めて知ることもあったかと思います。
お友達や恋人、お子さんに教えてあげると盛り上がりそうですよね。

それでは、楽しいクリスマスを!

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