インフルエンザ予防に、日常生活で気を付けたいことをまとめました。
第一段階として、まずはインフルエンザウィルスの感染をできるだけ予防したいですね。
感染症予防基本の手洗い
一般的な感染症予防の基本となる手洗いは、インフルエンザ予防でも大切な手段です。
わたしたちは実は無意識に顔を触ることが多いため、
手についたウィルスを知らず口に運んでいることがあります。
そのため、手洗いで洗い流し、口や鼻へのウィルスの移動を防ぐ必要があります。
手についたインフルエンザウィルスは数分で死滅すると言われていますが、
手洗いをすることで確実にインフルエンザウィルスを洗い流すことができます。
インフルエンザウィルスはアルコールに弱いので、
アルコール消毒剤などでの消毒も効果が高いと言われています。
感染予防の強い味方マスク
インフルエンザは、鼻や喉の粘膜から感染することがほとんどです。
そのため、鼻と口を覆うマスクは、
インフルエンザの感染予防に大きな効果が期待できます。
特に感染者からの飛沫感染や接触感染を防ぐにはマスクは効果的で、
手洗いと合わせれば、非常に高い予防効果が見込めます。
ただしインフルエンザウィルスは非常に小さいため、
空気中のウィルスをシャットアウトしようと思ったら、
DS2という基準をクリアしたマスクが必要です。
人混みなど、インフルエンザウィルスに触れる機会がある場合は、
サージカル(不織布製)マスクではなくDS2マスクを選ぶ必要があるということですね。
ちょっとおおげさな感じもしますが、
受験生や絶対にインフルエンザにかかることができない人などは
このくらいの完全防備をしたほうがいいかもしれませんね。
もちろん、サージカルマスクでもすることで、
鼻や口周辺の湿度をある程度に維持する効果もあります。
湿度はインフルエンザウィルスの活動に大きな影響を与えます。
ウィルスを失活させる湿度
インフルエンザウィルスが好む環境は、摂氏10℃台、湿度30%以下の低音乾燥状態です。
そのため、ある程度温度を上げて、室内を加湿することは、
インフルエンザウィルスの感染を防ぐための有効な手段となります。
インフルエンザウィルスは湿度40〜60%で失活しやすいと言われています。
特に効果的な温度が20℃、湿度が50%なので、
冬の間は加湿器を湿度50%に設定しておくと良いでしょう。
加湿器を使う場合は、こまめにお手入れをして、加湿器を衛生的に保つことが大切です。
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初期型発売当時は同サイズのものは4万くらいしたと思いますが、大分安くなっていますね。
また、プラシーボ効果もあると思いますが、湿度が50~60%に保たれているのはとても心地よいです。(楽天より)
うがいは意味がないって本当?
近年では、インフルエンザウィルスの感染予防に、
うがいはあまり効果がないと言われています。
確かに厚生労働省のインフルエンザQ&Aにもうがいについては載っていません。
では本当にインフルエンザ予防にうがいは意味がないのでしょうか。
実はインフルエンザウィルスはのどの粘膜に接触してから、
20分程度で感染すると言われています。
そのため、長時間の外出のあとにうがいをしたとしても、
すでに感染している可能性が高く、うがいによる予防効果は見込めないのです。
ただし、20分以内の外出であれば
うがいによるウィルスの洗い流しが可能になるので、
短い外出のあとのうがいは依然として効果があると言えるでしょう。
まとめ
インフルエンザウィルスが口や鼻の粘膜に接触することで感染することを考えると、
まずは手洗いとマスクでの予防が大きな効果を発揮してくれそうです。
もちろん100%のインフルエンザ予防は難しいので、
インフルエンザの予防接種で重症化予防もしておくと安心ですね。