ペットにはペットフードだけ!
それが安全で安心だけど、可愛い瞳で見つめてくるうちのこにはやっぱり弱いもの。
ついついあげたくなってしまいます。

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ちょっとだけお裾分けするにしても、なにかの弾みで犬が食べてしまったとしても
万が一のことがあったときのために、その食べ物が犬にとって
本当に食べても大丈夫なものか危険なものなのか、知っておかなければいけません。

犬にとって危険な野菜をしっかりと覚えておきましょう。

犬にとって危険な食べ物 野菜編

玉ねぎ、ネギ類 にら、にんにく

犬にとってはとても危険な食べ物として有名です。

血液中の赤血球を破壊して、貧血を起こす成分が含まれています。
※ヘモグロビンを酸化させ、溶血性貧血を起こすアリルプロピルジスルファイドなどが
 たまねぎ中毒の原因と言われています。

そのものはもちろん、これらの食材を含む調理品にも注意してください。

アボカド

果実や皮に含まれる成分にペルシンと呼ばれる殺菌作用のある毒素があります。
ペルシンはヒトには無害ですが、犬が食べると嘔吐や下痢を引き起こすこともあります。
種の誤飲でのどを詰まらせる可能性もあるので、取り扱いに気をつけてましょう。

ぎんなん

人間でも食べ過ぎると中毒性がある食べ物です。
散歩中に拾い食いしないように気を付けましょう。

犬にとっては大敵な糖質や固い食物繊維が豊富なため、
おなかを壊しやすい食べ物でもあります。

なす・ごぼう

アクが強く、カルシウムと結合すると尿石症を引き起こす危険性があります。
また犬にとっては固い食物繊維が多すぎて、おなかを壊しやすい食べ物です。

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とろろいも 長いも

シュウ酸カルシウムという成分で口のまわりがかゆくなる可能性があります。
特にアトピー性皮膚炎のある犬は気を付けましょう。



犬にとって良い食べ物 野菜編

キャベツ・白菜

ビタミンCやカリウムが豊富です。
春キャベツなら生のままでもOK.
その他の季節のキャベツや白菜はゆでて細かく刻んであげましょう。

一日の摂取目安 約5g

さつまいも・じゃがいも

ビタミン群が豊富で、少量ならばおやつにぴったりです。
芽や皮を取り除き、加熱してからあげましょう。

一日の摂取目安 15~20g

きゅうり・すいか

水分たっぷりで低カロリーなので、夏のおやつにぴったりです。
すいかの種や皮は取り除いて、生のままあげましょう。

一日の摂取目安 20~30g

トマト

抗酸化作用を持つリコピンが豊富です。
水分補給も兼ねて、少量ならば夏のおやつに向いています。

一日の摂取目安 15g /ミニトマト1個

にんじん

ベータカロチンが豊富ですが、固い繊維も含みます。
与えるときはすりおろすか、スティック状にしてあげましょう。
便が緩くなるなど、おなかを壊すようなら与えないようにしましょう。

一日の摂取目安 約5g

大根

食物繊維のバランスが、比較的犬に適しています。
生または加熱したものを少量であれば与えても問題ありません。

一日の摂取目安5g

ブロッコリー

ビタミンたっぷりでおやつにぴったりの野菜です。
食物繊維が豊富なので、あまり量は与えないでください。
特に軸の部分は除いて、房の部分のみ加熱してあげましょう。

一日の摂取目安 10g

まとめ

食物繊維にもいくつか種類があります。
人間にとっては有難い食物繊維ですが、犬には硬すぎるものもありますので、
人間を基準にした食べ物選びはやめましょう。

また、食べてよい野菜でも、味付けされたものはNGです。
人間の味覚に合わせて味をつけものは、犬にとっては刺激が強すぎることが多いのです。

食べてもよい野菜を知っておくと、
家族そろって同じ食材を食べることができます。
愛犬と同じタイミングで同じものを食べるのって楽しですよね。

ただし、犬と人間とでは体の大きさがまったく違うので、
食べても良い野菜でも、量には十分気を付けてくださいね。


犬にとって危険な野菜とは、
アレルギーを引き起こしたり、病気の原因となる成分を含んでいるものです。
万が一が起きないように、絶対に与えてはいけないものを把握しておきましょう。

万が一誤飲誤食してしまった場合は、すぐに動物病院に連絡します。
何をどのくらい誤飲誤食したのかを獣医師に相談し、
適切な処置の指導を受けましょう。

誤飲誤食から一時間以上たっても犬の様子が変わらなければ、
中毒を起こしている可能性は低いことが多いですが、
時間が経ってから症状が出ることもあります。
できるだけ早く動物病院に連れていて診察を受けましょう。

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