土用の丑の日と言えば、うなぎですよね。
今年は夏の間に7月25日と8月6日の2回、土用の丑の日が来ます。

2回も堂々とうなぎを食べられそうですが、ふと思い出すのが「食べ合わせ」です。
うなぎと梅干しは本当に食べ合わせが悪いのでしょうか。

また、せっかくなので、
そのほかの食べ合わせが悪いと言われる食べ物についても取り上げてみました。

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うなぎと梅干しの食べ合わせは悪い?それとも

実は、うなぎと梅干しの食べ合わせが悪いと言われ始めたのは、
江戸時代の学者さんの書物が発端となのです。

その学者さん、貝原益軒さんと仰るのですが、
「養生訓」という健康のための指南書の中で「食べ合わせ」について取り上げています。

ちなみに「養生訓」で取り上げられていたのは、「銀杏とうなぎ」であり、
それが転じて「うなぎと梅干し」として広まったと言われています。

しかも食べ合わせについての記述の根拠となったのが中国の陰陽五行説ということで、
うなぎと梅干しの食べ合わせが悪いという説には、実は科学的根拠がありません

栄養分から見る相性

うなぎにはビタミンや脂質、たんぱく質、DHAやエイコサペンタエン酸は豊富です。
とくに代謝を高めるビタミンB群と抗酸化作用のあるビタミンEを多く含み、
梅干しのクエン酸とは非常に相性が良いとされ、相乗効果が期待できます。

栄養面から見たうなぎと梅干しは、とっても相性が良いのです。

食べすぎ注意

ただし、うなぎに含まれる脂分も梅干しの酸味も、
取り過ぎると胃腸に負担をかけてしまいます。

うなぎにさっぱりした梅干しを合わせるとつい箸が進んでしまいますが、
夏場の体力が落ちて胃腸が弱っている時期に食べ過ぎてしまうと
消化不良や腹痛などの思わぬ不調を起こしてしまいます。

美味しいからと言って食べ過ぎるのは良くないですね。


その他の食べ合わせ

てんぷらとすいか

脂っこいてんぷらを食べたあとに冷たいすいかを食べると胃腸に負担がかかります。
またすいかは水分が多いため、胃液を薄めてしまい、消化不良の原因となり得ります。

水と油という意味でも食べ合わせが悪いと言われています。

焼き魚とお漬物

魚やお肉などのたんぱく質が体内で消化される過程で、アミンという物質が生じます。
また、野菜やハムなどには亜硝酸ナトリウムが含まれています。

このアミンと言う物質と亜硝酸ナトリウムが胃の中で化学反応を起こし、
ニトロソアミンという発がん性の強い物質になります。

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1967年にはN-ニトロソアミン化合物のガン原生が確認された。
1968年にはラットに亜硝酸塩と第二級アミンを同時投与して胃内容物からN-ニトロソアミン化合物を確認した。

このような経過を経てN-ニトロソアミンの発ガン性が確認され、その物質が亜硝酸塩とアミンによって胃内において合成されることが確認されました。

参照元:北の大地のくんせい工房

N-ニトロソアミンは、毎日摂取する食品に含まれている硝酸塩から生成される亜硝酸塩(主として口腔内で生成)と肉または魚(特に焼いた魚)に含まれるアミン類が化学反応を起こして発生する物質です。

参照元:北の大地のくんせい工房

このニトロソアミンが直接ガンの原因になっているかは定かではありません。
たばこを吸う人が必ず肺がんになるわけではないのと同じ理論です。

が、強い発ガン性のある物質に変化することは事実なので、
化学反応を起こす前に分解したり、化学反応を阻止したいことは確かです。

そこでおすすめなのが、ポリフェノールです。
ポリフェノールには亜硝酸塩を分解したり
ニトロソアミンの生成を阻害する作用があります。

日本茶やコーヒーにもポリフェノールは豊富に含まれていますので、
食中や食後に飲むと効果が期待できます。

鮎とごぼう

旬の時期が大幅にずれていることから合わないとされています。

海のものと山のもの

昔の保存記述では遠く離れた二つの場所のものを同時に食べるのが難しく、
一方が悪くなっている可能性が高いことからの助言だと言われています。

ラーメンとご飯

炭水化物の過剰摂取により疲労や肥満を招く恐れがあります。

メントスとコーラ

ラムネ系の食品と炭酸飲料は合わせると、
炭酸飲料に含まれている炭酸が急激に気化し、泡が勢いよく噴出します。
※メントスコーラによる噴射でメントスカイザーと呼ばれる現象のことです。

そのためラムネ系の食品と炭酸飲料を同時に摂取すると口の中で炭酸が気化し、
相当な勢いをもって泡が口から食道を通り胃までを移動することとなり、
その過程で食道から胃にかけて損傷する可能性があります。

非常に危険なので、絶対に組み合わせないようにしましょう。

まとめ

この食べ合わせの良し悪しは、調べてみると奥が深いですね。
また機会があれば、さらにたくさんの例についても取り上げてみたいと思います。

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