北海道三大あんどん祭りの一つ、「しれとこ斜里ねぷた」が今年も開催されます。
知っておくと3倍楽しめる予備知識があります。
観光前にチェックしておきましょう。

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しれとこ斜里ねぷた2017年開催情報

日時

2017年7月21日・22日(金・土) 10:00~20:00
※雨天中止の可能性があります。
※入場無料です。

昨年の会場と行事日程

平成28年7月22日(金) 行事日程

10:00~20:00 弘前物産展
会場:道の駅しゃり

10:00~ 第44回津軽藩士殉難慰霊祭
会場:津軽藩士殉難慰霊碑前(斜里町役場北側駐車場裏)

18:40~ ねぷた出陣式
会場:斜里町役場前広場
            
19:00~21:00 ねぷた運行
会場:町内目抜き通り

平成28年7月23日(土) 行事日程

10:00~20:00 弘前物産展
会場:道の駅しゃり
     
14:00~15:30 第17回 ねぷたフェスティバル
会場:道の駅しゃり交流広場

18:50~ ねぷた出陣式
会場:斜里町役場前広場

19:00~20:40 ねぷた運行
会場:町内目抜き通り

開催会場

開催場所:斜里町役場~町内目抜き通り
住所  :北海道斜里郡斜里町本町12番地

駐車場

臨時駐車場あり。

JAの駐車場やその周辺の駐車場が臨時駐車場として開放されます。
当日は駐車場が混み合いますので、駐車希望の方はお早めにどうぞ。

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お問い合わせ

0152-23-3131
友好都市弘前ねぷた斜里保存会事務局・斜里町役場総務部企画総務課総務係内


知っておきたい予備知識

しれとこ斜里ねぷたの歴史

ねぷたといえば青森県のお祭りとして有名ですよね。

ではなぜ、しれとこでねぷたなのでしょう。
それには約200年前の悲劇的な出来事が関係しているのです。

今からおよそ200年前の1807年のことでした。
北方警備で斜里に派遣された津軽藩士(現在の青森県)100名が遭難し、
極寒の中で栄養不足による浮腫病により72名も亡くなったのです。
また宗谷でも30人以上が犠牲になったとされています。

当時はロシアが択捉島や利尻島に上陸し、散々な暴挙を繰り返していました。
これを受けた幕府が北方警備の重要性を認識し、
東北の各藩に北海道の沿岸警備を命じていたのです。

その北方警備のさなかに起こった悲劇でした。


毎年しれとこ斜里ねぷたでは、津軽藩士殉難慰霊祭が行われます。
会場となる津軽藩士殉難慰霊碑は1973年に町民が建てたものです。

1983年に斜里町と弘前市は友好都市となり、ねぷたが伝えら、
しれとこ斜里ねぷたは知床最大級のお祭りとなったのです。

しれとこ斜里ねぷたのみどころ

大小12基あまりの色鮮やかなねぷた絵が描かれた「扇ねぷた」が
斜里町の目抜き通り約2.5キロメートルを練り歩きます。

しれとこ斜里ねぷた
しれとこ斜里ねぷた

迫力あるお囃子の大合奏と、扇ねぷたの運行が最大の見どころです。
また、最終日の「ねぷたフェスティバル」では、
しれとこ斜里ねぷたの囃子方が一堂に会します。

しれとこ斜里ねぷた

道の駅しゃりでは、友好都市である弘前市の物産展が行われるほか、
地元商店街を中心とした夏まつりも行われ、知床最大級のお祭りを盛り上げます。

準備しておくもの

夏とはいえ北海道、夜は冷えます。
カーディガンなどの羽織る物を持っていくと安心です。

地面が冷たいため、座って観たいのであれば、敷くものが必要です。
新聞紙や雑誌などを持っていくと便利です。※必ず持ち帰りましょう。

宿泊施設に駅前のホテルを選べば、部屋からねぷたを観ることができます。
予約の時に、ねぷたが観られる部屋でとお願いしましょう。

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