生活にかかるお金はできるだけ節約したいですよね。
そして節約を始めるときに、最も手軽で効果が実感しやすいのが食費です。

今回は食費の中でも主食にスポットを当ててみました。
賢く節約して、余裕のある生活を目指しましょう。

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一人暮らしの食費の平均

年齢や性別によっても異なりますが、
一人暮らしの食費の平均は15,000円から50,000円ほどです。

その中でも大学生や20代の社会人なら
20,000円から30,000円というのが平均的な金額となります。

これは外食に当てられた金額も含まれているので、
自炊を活用すればもっと節約することができます。

食費節約のポイント

食費を節約するには、材料を安いときに大量買いして冷凍保存が基本です。


主食の保存方法

お米とご飯の保存方法

精米したお米の保存方法

お米160グラムでご飯1合です。
5キロ入のお米を買えば、1日1合で約一ヶ月分となります。

精米したお米は一ヶ月(夏場は2週間)以内に食べ切るのが理想なので、
味の面でも金額の面でも5キロを目安に購入するのがオススメです。

購入した米は湿気と高温を避けて保管します。
特に室温が15度を超えると虫が活動し始めるため、
お米を食べられないためにもしっかり密閉して保存しましょう。

基本的には常温での保管で大丈夫ですが、気温が上がってきり湿度が高い季節などは、
小分けしてジップロックなどの密閉できる容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存することをおすすめします。

炊いたご飯の保存方法

炊いたご飯の保存方法も冷凍がおすすめです。

炊飯器の炊飯機能と保温機能は意外と電気を消費するため、
1度にたくさん炊いて一食分ずつに小分けして冷凍しましょう。

保存は専用の容器もありますが、ラップでも十分です。

炊きたての熱々のうちに容器に入れたりラップしたりして、湯気まで閉じ込めます。
この湯気が解凍するときに蒸らす役割を担ってくれるので、ほかほかのご飯が再現できます。

粗熱が取れたら、完全に冷たくなる前に冷凍庫に入れましょう。
このときアルミホイルなどでご飯を包むと、急速冷凍ができて、
炊きたての美味しさを閉じ込めることができます。

ラップで包んだご飯は匂い移り防止のため、密封できる袋に入れておくと安心です。

解凍には電子レンジを使います。
量や出力にもよりますが、大体2分ほど温めて、1度取り出してほぐし、
もう1分ほど加熱すると美味しく解凍できます。

冷凍したご飯は大体3週間から一ヶ月ほどは美味しく保存できます。


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パンの保存方法


食パンなども安いときにたくさん購入して冷凍保存することで節約につなげることができます。

特に食パンは冷凍してそのままトースターで焼くと、
焼き上がりがふっくらとして美味しくなるため、おすすめです。

フランスパンは食べる量にあらかじめ切り分けてから冷凍しましょう。
3cm前後が焼きやすく、食感も良いのでおすすめです。

食パン、フランスパンともにラップでしっかりと包み、
ジッパー付きの袋などの容器に入れておくと匂いが移りません。

ただし、中に具がたくさん入っている調理パンや、
チョコレートやクリームなどが外側にコーティングされている菓子パンは、
中の具材まで火が通らなかったり、外側のコーティングが焦げてしまったりで、
トースターでの温め直しが難しく、食感も味もあまり良くないためおすすめしません。

冷凍後は一ヶ月程度を目安に消化していきましょう。

パスタなどの麺

乾麺

パスタやうどんなどの長期保存ができる乾麺は、
業務用を購入したり、値下げしているときに大量に購入しておくと便利です。

湿気に気を付けておけば、2~3年保存できるものも多く便利です。

生麺

生パスタや生うどんなどの生めんは、茹でる前に小分けしてラップに包み、
ニオイ移り防止のために密閉できる袋に入れて冷凍しましょう。

解凍は、たっぷりのお湯に凍ったままの麺を入れて、
一度沸騰してから既定の時間加熱してください。

余った麺類

頑張って作ったけれど量が多すぎた、などの調理後の余った麺類は、
風味や歯ごたえは落ちますが冷凍保存できます。

パスタであれば、冷凍前にオリーブオイルでしっかりと麺をコーティングしておくと
解凍時に乾燥したり麺同士がくっついたりするのを防ぐことができます。

この場合も、3週間から1ヶ月を目処に消費してしまいましょう。


まとめ

一人暮らしだと短期間に消費できる量が限られてしまいますが、
お得なときにまとめ買いして冷凍保存を上手に利用することで食費の節約につなげることができますね。

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