雨が降ると洗濯物の外干しが難しくなります。
しかも梅雨時はほとんど毎日が雨なので、外に干せないと洗濯物がたまってしまいます。
仕方なく部屋干しするのですが、何時間干していても生乾きだったり、
部屋干し特有のいやぁな臭いがしたりと、憂鬱になってしまいます。
けれど同じ部屋干しでも、こつこつと工夫を重ねることで、
格段の乾きやすさと防臭が期待できるのです。
梅雨の部屋干しを気持ちよく受け入れるために、
臭いとカビを防止する部屋干しポイントをおさえておきましょう。
部屋干しのポイント
部屋干しでニオイとカビを防止するには、3つのことに気を付ければよいだけです。
まずひとつめが、干す場所。
2つ目が湿度コントロール、
3つ目が空気を動かすことです。
以下、それぞれを具体的に見ていきましょう。
どこに干す?
理想は空気が活発に動く部屋のど真中ですが、
それでは生活に支障が出てしまいます。

エアコンに取り付けられる物干しや立体型の物干しを利用しましょう。
カーテンレールは?
カーテンレールはハンガーなどが干しやすいので、
利用している人も多いかもしれません。
ですが、窓やカーテンと接触してしまう場所は空気の動きがなく、
洗濯物の水分により湿気がこもるため、
カビの発生を促してしまう可能性が高く、部屋干しの場所としては不向きです。
できれば洗濯物の前後左右にスペースを作れるような場所に干しましょう。
湿度をコントロール
湿度が高いままでは洗濯物は乾きません。
梅雨時は室内の湿度も高く、
さらに洗濯物の水分による湿気で湿度が上がり、
最終的には湿度80%以上にまで上昇してしまいます。
洗濯物を乾かすためには、除湿する必要があります。
エアコンの除湿機能や除湿機を利用しましょう。
空気を動かす
洗濯物に扇風機やサーキュレーターなどで風を当てて、
洗濯物と洗濯物の間にこもった湿度を逃がしましょう。
洗濯物を干すときにスペースを空けて干すと、なお乾きやすくなります。
風は洗濯物の横からではなく、下から当たるようにしましょう。
風量はそれほど問題ではありませんので、弱でもOKです。
干し方を工夫しよう
1.すき間をあけて、風通しをよくしましょう。
2.長いものを両端に干し、短いものを真ん中に干します。
俗に言うアーチ干しで、空気の流れが起こりやすく湿気がたまりにくくなります。
3.パーカーなら逆さ干しです。
フードやわきの下などに風が当たりやすく、乾きやすいという利点があります。
4.ポケットがあるものは、ポケットの内側の生地を外に
引っ張り出してから干しましょう。全体を裏返して干してもOKです。
5.ズボンは腰の部分を立体的に広げて干しましょう。
空気がズボンのなかにも入りやすいので、乾きやすくなります。
6.タオルはずらして干します。
タオルの裏側の空気に触れる面積が増えるため、乾きやすくなります。
まとめ
ニオイとカビを防止するために気を付けるべきは、たった3つのポイントでした。
このたった3つのポイントが、今年の梅雨の部屋干しを劇的に変化させます。
少しばかり手間はかかりますが、快適な選択のために頑張りましょう。